第18回学術奨励講演賞

◆授賞者について

第18回学術奨励講演賞の授賞式は,第125回講演大会(於:東京都市大学)2日目に行われ,賞状を贈呈いたしました。

多数の応募がありましたが,学術委員会・学術奨励講演賞選考委員会にて慎重に選考いたしました結果,下記7名の方が受賞されましたのでご紹介いたします。

1.水野 祐介(信州大学 大学院工学系研究科)

題目 全結晶型リチウムイオン二次電池用LiCoO2結晶層のフラックスコーティング形成

2.堀内 義夫(関東学院大学 大学院工学研究科)

題目 パラジウムの代替として銅を無電解めっきの触媒に用いた配線形成

3.橋本 康男(千葉工業大学 大学院工学研究科)

題目 エレクトロニクス用高速配線に向けた新規導電材料の析出反応に及ぼす光/熱の影響

4.阿部 俊介(芝浦工業大学 大学院理工学研究科)

題目 NaCl溶液中におけるステンレス鋼基傾斜機能材料の腐食特性

5.白石 佳大(東京都市大学 工学部)

題目 ポリスチレンスルホン酸ナトリウムブラシによる超親水性の分子量依存性

6.松本  宏(千葉工業大学 大学院工学研究科)

題目 Tiドープカーボン薄膜の摩耗特性に対する密着性の効果

7.城谷 友保(千葉工業大学 大学院工学研究科)

題目 異なるスパッタガスを用いたRF反応性スパッタリングによるCNx膜形成

◆応募について

本会では,若手会員の表面技術に関する研究を奨励する目的で「学術奨励講演賞」を設けております。この賞の資金は,日本フイルター(株),(株)三進製作所,(株)中央製作所から学術奨励資金としてご寄付いただいた資金ならびに今後この資金にご寄付いただける資金をもとに運用されます。

学術奨励講演賞は,春季講演大会の講演申込みとともに応募していただいた方の中から,選考により若手研究者(5名以内)に授与するものです。ここに,第18回学術奨励講演賞を下記の要領で募集いたしますので,奮ってご応募ください。

なお,学術奨励講演賞の応募者は,ポスターセッションにおいて発表していただきます。

1.対象:本賞は会員からの応募を受け,その中より選考する。

2.資格:平成24年4月1日現在,30歳未満の会員が講演者であること。

3.選考:学術委員会にて選考する。

4.表彰件数:5名以内

5.表彰:講演大会席上,賞状および副賞を贈呈し,会誌に後日掲載する。

6.審査対象:ポスターセッション(ポスター展示)

(1)研究の独創性,緻密性,波及効果

(2)口答による的確な情報伝達(話い方)

(3)視覚(ポスター)による的確な情報伝達

(4)当該テーマおよびその周辺に関する的確な理解など

7.応募方法および締切:応募希望者は「講演申込」ファイルの応募欄に必要事項をご記入のうえ,講演申込締切までに本会あてお申し込みください。

8.発表方法:第125回講演大会におけるポスターセッション方法に準ずる。

◆過去の受賞者

第12回(第113回講演大会)

(東洋大学大学院工学研究科)

(名古屋大学大学院工学研究科)

(京都大学大学院エネルギー科学研究科)

(神奈川大学大学院工学研究科)

(茨城大学大学院理工学研究科)

第13回(第115回講演大会)

(名古屋大学大学院工学研究科)

西(名古屋大学大学院工学研究科)

(工学院大学大学院工学研究科)

((独)理化学研究所)

(神奈川大学大学院工学研究科)

第14回(第117回講演大会)

(工学院大学工学部)

(近畿大学理工学部)

(信州大学工学部)

(東京大学生産技術研究所)

(名古屋大学大学院工学研究科)

第15回(第119回講演大会)

(早稲田大学先進理工学部)

(東洋大学大学院工学研究科)

(千葉工業大学大学院工学研究科)

佐々木扶紗(日本工業大学工学部)

(信州大学工学部)

第16回(第121回講演大会)

(名古屋大学大学院工学研究科)

(千葉工業大学大学院工学研究科)

(兵庫県立大学大学院物質理学研究科)

(名古屋大学大学院工学研究科)

(千葉工業大学大学院工学研究科)

第17回(第123回講演大会)

授賞者 なし