シンポジウム
- ◆シンポジウム (印刷用PDF)
-
- S1 最新の複合めっき技術
- 企画:九州支部
-
[趣旨] 複合めっきでは,共析する分散粒子の種類により,耐食性,撥水性,耐摩耗性,耐熱性,自己潤滑性など種々の機能を材料に付与することができる。近年,ナノテクノロジーの進歩により,カーボンナノチューブ,ナノダイヤモンド粒子に代表されるナノ粒子を製造する技術が著しく進歩し,複合めっきに関しても多くの研究が行われている。本シンポジウムでは,ナノ微粒子の共析メカニズム,めっき膜に分散粒子を配列させる技術,複合めっき膜の微細構造解析,複合めっき膜の新機能発現,非水溶媒あるいは浴に微粒子が含まれていない非懸濁溶液からの複合めっき,複合めっきが抱える諸問題・現場的課題等,幅広く一般講演を募集いたします。
[日時] 9月24日(火)14:15〜17:15 於:C会場
[講演] 発表5件,依頼講演2件
[依頼講演]
粒子/めっき液界面に着目した複合めっきプロセスの検討
岡山大学大学院自然科学研究科林秀考
非懸濁水溶液からの亜鉛−活性金属酸化物の複合電析
九州大学大学院工学研究院中野博昭
- S2 将来のめっき技術
- 企画:将来めっき技術検討部会
-
[趣旨] 将来のめっき技術に関するシンポジウムを開催いたします。新規なめっき技術を中心として,従来のめっき技術を新しい観点から再認識したり,新しい用途の提案も大歓迎いたします。奮ってご参加いただきたくお願いいたします。
[日時] 9月24日(火)09:30〜17:15 於:B会場
[講演] 発表14件,依頼講演2件
[依頼講演]
部品内蔵基板の信頼性と国際標準規格化活動
福岡大学加藤義尚,友景肇
電気めっき研究におけるその場測定の試み
九州工業工大学シニアアカデミー津留豊
- S3 材料機能の高度化に向けた表面処理技術
- 企画:ナノテク部会
-
[趣旨] 材料機能の高度化に対する要求は,年々,高まる一方である。材料機能の高度化を実現するためには,材料機能の創出原理を理解し,その原理に基づく表面制御法を構築させ,各種材料の表面処理技術として展開することが学術的に重要な課題となる。産業応用面では,『材料機能の高度化を実現させるためにはどのような表面処理技術が必要か』ということを理解し,その技術を積極的に展開させていく必要があります。本シンポジウムでは,既存の材料機能を高度化させるための表面処理技術に携わる第一線の研究者に招待講演を依頼するとともに,当該分野に関する一般講演についても広く公募いたします。
[日時] 9月25日(水)09:15〜15:45 於:B会場
[講演] 発表11件,依頼講演3件
[依頼講演]
医用応用を目指した高分子表面の改質
九州工業大学 若手研究者フロンティア研究アカデミー城崎由紀
界面の微構造解析
九州大学大学院工学研究院金子賢治
無機ナノシートコロイドの液晶相とその応用
福岡工業大学工学部宮元展義