見学会
主催 | (一社)表面技術協会 | ||||||
共催 | 横浜市工業技術支援センター | ||||||
期日 | 平成27年3月6日(金) | ||||||
見学場所 | 関東学院大学 材料・表面工学研究所 横浜市工業技術支援センター |
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参加費 | 第131回講演大会 参加者は無料 | ||||||
申込方法 | 見学会に参加希望の方は,参加申込書の「見学希望」にチェックのうえ,お申し込みください。 | ||||||
スケジュール | |||||||
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講演 |
産学連携のルーツ
関東学院大学 材料・表面工学研究所 本間 英夫
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見学会のポイント/内容 | |||||||
(1) ファインバブル低濃度オゾン水処理
環境に優しい絶縁樹脂材料へのエッチング代替処理。現在,主にABS樹脂などのクロム酸硫酸エッチング液の代替として検討中で,処理時間30分で約1kN/mの密着強度が得られている。これにより,エッチング液や回収液の廃液が無くなり,水洗水の汚染も全く無くなる。
(2) 大気UV処理
環境に優しい絶縁樹脂材料へのエッチング代替処理。従来行われていたUVによる表面洗浄をエッチング処理にまで発展させた手法である。ABS,PI,COP,LCP,エポキシ樹脂など様々な材料へ応用可能。
(3) 高速銅めっき法
卓上の実験装置にて10×20mmのサンプルへ30μm/分の電気銅めっきが可能であることを確認した。そこで,大型の高速銅めっき装置にて100×100mmのサンプルへスケールアップし,検討中である。液温や塩濃度を上げることなく,液流れだけで高速化を実現した。
(4) ソリューションプラズマ装置
溶質と溶媒の組み合わせにより,様々なプラズマを生じさせることができる。このプラズマを用いた化学プロセスでは,従来の大規模な化学プラントとは異なり,小型の化学プラントの実現により,付加価値の高い材料合成をエネルギー効率よく行うことも可能になる。ソリューションプラズマを利用した応用研究には,ナノ粒子などの新物質創成,表面改質など様々である。
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