2024年:めっき部会12月例会
製品順法からもの作り順法保証への潮流
~めっき業界で留意すべき世界の環境規制動向~
~めっき業界で留意すべき世界の環境規制動向~
今年は変化の年で,日米欧で選挙があり,環境政策も加速,後退が取り沙汰されています。環境課題は国境がなく,1962年の「沈黙の春」1972年の「成長の限界」1987年の「Our Common Future」1992年の「アジェンダ 21」と今は2015年の「SDGs」と続き,今年は「未来サミット」で「SDGs」の実施の加速が採択されました。
この大きな潮流には少しばかりのさざ波は起こせてもどの国も抗うことはできないものです。
1962年来の潮流はEUが大きな影響力を発揮しています。12月1日に2期目に入るライエン委員長の環境政策は第1期の政策を継続強化することを発表しています。
EUの環境政策は,大目標である2050年カーボンニュートラル実現のために消費者が参画できるように消費者への「情報開示」です。情報開示は,消費者が購入品選択できるように,最終製品の仕様だけでなく,原材料から廃棄までのすべてのプロセスでの順法性情報を対象としています。これが,DPP(デジタル製品パスポート)といわれるものです。
めっき業界企業は,セットメーカーが,ものづくり全般の情報開示ができるように,情報を提供しなくてはならなくなります。めっき業界が影響をうける規制法の動向とセットメーカーがどのような規制を求められているかを解説します。
主 催 | (一社)表面技術協会 めっき部会 | |||||||||||||||
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日 時 | 2024年12月18日(水)13:25~16:40 | |||||||||||||||
開催方式 | オンライン開催(Zoom使用) | |||||||||||||||
プログラム |
13:25~13:30 代表幹事あいさつ
(株)ヒキフネ 小林 道雄
13:30~14:40 化学物質規制法の動向
(一社)東京環境経営研究所 萩原 利哉 先生
[概要]REACH規則の動向,制限の動き,六価クロムのめっき液の規制など,CLP規則の改正動向,デジタル製品パスポートの動向,TSCAなどEU以外の新たな規制動向
14:40~14:55 Q&A
14:55~16:05 製品含有規制法の動向
(一社)東京環境経営研究所 松浦 徹也 先生
[概要]EUライエン委員長の新環境戦略の動向,GPSRやエコデザイン規則などの新規制法の動向,RoHS指令の動向,EU以外の国の環境法の動向
16:05~16:20 Q&A
16:20~16:40 パネルディスカッション/情報交換
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参 加 費 (消費税含む) |
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定 員 | 100名(定員になり次第締切) | |||||||||||||||
申込方法 | 参加希望の方は,「めっき部会12月例会 参加希望」と明記のうえ,参加者1名につきそれぞれ,(1)氏名,(2)所属,(3)会員種別(部会会員,表協会員,一般,シニア,学生),(4)電子メールアドレス,(5)住所(テキスト郵送先)をご記載のうえ,下記あてに電子メールでお申し込みください。 | |||||||||||||||
申 込 先 問 合 先 | (一社)表面技術協会「めっき部会」事務局 E-mail:,TEL:03-3252-3286,FAX:03-3252-3288 |