2013年冬季セミナー

表面処理基礎講座〈上級編〉

(一社)表面技術協会
(公社)電気化学会,(一社)エレクトロニクス実装学会,(社)日本表面処理機材工業会,全国鍍金工業組合連合会(予定)ほか
平成25年11月28日(木) 9:30〜17:00 *交流会 17:30〜
工学院大学 新宿キャンパス 20階 会議室
[交通]JR「新宿駅」下車、西口より徒歩5分
[地図] http://www.kogakuin.ac.jp/facilities/campus/shinjuku/access.html
プログラム
09:30〜11:00 電気化学の基礎〈上級編〉
芝浦工業大学工学部 野田 和彦
概要:表面技術では,めっき,化成処理,アノード酸化,電子デバイス,腐食など多くの関連分野において電気化学の利用や理解が求められ,表面反応・現象・特性評価にも電気化学的測定が用いられている。そこで,本講演では表面処理技術において重要な電気化学の基礎を解説し,電気化学測定法による表面評価法を概説する。
11:10〜12:10 化成処理の基礎〈上級編〉
−化成皮膜の形成反応と環境規制対応技術
日本パーカライジング(株)総合技術研究所 森  和彦
概要:化成処理の理解には,電気化学反応だけでなく,結晶成長など熱力学の知識も必要になる。各種化成処理の反応析出機構について解説するとともに,これまで環境対応ニーズに応えるため研究が進展してきた,常温リン酸塩処理技術,スラッジレス技術,脱リン酸塩処理技術についても概説する。
13:00〜14:30 電解・無電解めっきの基礎〈上級編〉
−反応メカニズムの理論的解析と機能特性・ナノ構造制御
早稲田大学先進理工学部 本間 敬之
概要:めっき反応のメカニズムを理論的に解析するためのアプローチについて,無電解めっきプロセスにおける金属表面の触媒活性作用などを例に説明する.また,精密な機能特性制御のためのナノスケールでの微細構造制御技術について,最近の事例を紹介する。
14:45〜15:45 塗料・塗装の基礎〈上級編〉
大日本塗料(株)金属焼付塗料部 鈴木  晃
概要:建築用アルミニウム合金材料に対する表面仕上げには化成皮膜処理を施した加熱硬化形塗装が適用されている。近年では,環境に配慮した塗装仕様の適用が要求されていることから,6価クロムや有機溶剤を含まない塗装仕様の検討結果を例に挙げて,評価方法の有効性について述べる。
16:00〜17:00 アノード酸化の基礎〈上級編〉
−アノード酸化皮膜の構造制御と封孔処理
工学院大学 小野 幸子
概要:アノード酸化法はアルミニウムの優れた表面処理法として建材・自動車産業等で多用される他,機能性素材としての需要も拡大している。本講演では,アノード酸化皮膜の成長メカニズムの基礎と皮膜構造の特徴,封孔処理の進歩について電子顕微鏡による直接観察結果を中心に解説する。
17:30〜19:00  交流会
参加
会員(主催・協賛団体会員を含む) 17,000円
一般 29,000円
学生会員 3,000円
(消費税含む)
*交流会 参加費 2,000円
100名(申込順に受付,定員になり次第締切)
申込方法 参加申込書(EXCELに必要事項をご記入のうえ,事務局宛に電子メール,Fax,郵送のいずれかの方法にてご送付ください。
参加費のお支払いには,郵便振替・銀行振込・現金書留をご利用いただけますが,事務処理上,郵便振替でのお支払いをご検討ください。郵便振替をご利用の場合,郵便局にある払込用紙または参加申込後,本会指定の払込用紙をお送りいたしますのでご利用ください。
団体正会員の特典
1口につき1名が参加費15,000円で参加できます。
詳細につきましては,団体正会員の連絡責任者あて別途ご案内を送付いたします(10/7発送)。社内でご調整のうえ,ご利用ください。
振込 郵便振替口座:00130-2-123987 一般社団法人表面技術協会
銀行振込口座:三菱東京UFJ銀行 室町支店 普通 No.360637 一般社団法人表面技術協会
※請求書が必要な方は,お申込みの際,その旨をご連絡ください。
※申込後の取り消しや不参加の場合にも参加費の払い戻しはいたしません。その場合には,代理の方のご出席をお願いいたします。
申込 (一社)表面技術協会 冬季セミナー係
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-7-1
TEL:03-3252-3286,FAX:03-3252-3288,E-mail:info@sfj.or.jp