日時 | 平成24年5月24日(木) 13:30〜17:00 | ||||||
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会場 |
出島交流会館 2階研修室(長崎市出島町2-11)
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講演
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1.物理気相成長法による超ナノ微結晶ダイヤモンド/アモルファスカーボン混相膜の作製とその半導体材料としての応用の検討
九州大学総合理工学研究院吉武剛
【概要】超ナノ微結晶ダイヤモンド/アモルファスカーボン混相(UNCD/a-C)膜は,10 nm以下の無数のダイヤモンドナノ結晶がアモルファスカーボンマトリックス中に内包された構造をとる。膜中に多量の粒界を含み,それを起源とすると考えられる。大きな光吸収の発現や,ドーピングによる電気伝導度の増加を伴った伝導型制御が可能であることが,大きな特徴である.紫外域と可視域で明白な光電流が観測され,深紫外線センサーおよび太陽電池への応用が期待されている。薄膜創製から素子作製・評価までの取り組みを紹介する。
2.窒化アルミニウム薄膜の圧電性に関する研究−量産車用燃焼圧センサへの応用−
(独)産業技術総合研究所生産計測技術研究センター秋山守人
【概要】産総研では圧電体である窒化アルミニウム(AlN)に着目し,量産車用燃焼圧センサの研究開発を行っている。この研究開発において,結晶配向性および分極配向性,感度の三つの課題が生じてきた。本発表では,特にこの三つの課題を克服する過程で得られた,新しい知見に関して紹介する。
3.同軸マグネトロンスパッタによるソーワイヤ表面のブラスめっき除去技術
長崎大学大学院工学研究科藤山寛
【概要】従来のめっき除去技術としては,塩酸,硫酸などの劇薬を使用したウェットプロセスが利用されているが,環境負荷が大きい,廃液処理コストが甚大などの問題があった。本研究では,プラズマドライプロセスを用いたソーワイヤ表面のブラスめっき高速除去技術の開発した。
4.大面積,立体物へのDLC膜コーティングサービス
ファインコーティング(株)古田英司
【概要】当社はDLC膜コーティングサービスを主な業務としております。処理物サイズ1.5mの大面積が可能で,また立体物へのコーティングも得意としております。当社のコーティング事業について紹介いたします。
5.技術交流会
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参加費 |
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定員 | 100名(先着順,定員に達し次第締切) | ||||||
申込方法 | 参加ご希望の方は「材料機能ドライプロセス部会 第90回例会 参加希望」と記載し,氏名,所属,連絡先(電話番号またはメールアドレス)を明記のうえ,Faxまたはメールにてお申し込み下さい。折り返し参加券・会場案内図・参加費の請求書をお送りいたします。(Fax.03-3252-3288,E-mail:info@sfj.or.jp) |