部会

第28回金属のアノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)神戸コンファレンス

主題:基礎から分かるアノード酸化による高機能化

アノード酸化の手法を用いた材料の機能化が種々の分野で注目されていますが,本コンファレンスでは皮膜の生成メカニズムや特性発現メカニズムについて基礎から解説していただきます。これからアノード酸化を始める方も先端に触れたい方も是非ご参加ください。

本会・金属のアノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)
電気化学会,応用物理学会,日本表面科学会,軽金属学会,日本化学会(予定)
平成23年11月10日(木)13:00〜11日(金)12:00
ホテル北野プラザ六甲荘
(兵庫県神戸市中央区北野町1-1-14,TEL 078-241-2451)
[交通アクセス] http://www.rokkoso.com/map/map.html
プログラム
1日目:11月10日(木)
セッション1:電解コンデンサの市場動向から再生可能エネルギーまで
1.世界における電力需要と創エネ,省エネ技術,及びPCの技術トレンド
日本ケミコン(株)秀則
2.高純度アルミニウム材料の組織制御とエッチング性
住友軽金属(株)共平, 大伸夫
3.アルミニウムの交流電解エッチングで発生するエッチピットの成長過程と伝播挙動
日本ケミコン(株)昭二
4.バイオエタノール燃料電池を利用する地産地消再生可能エネルギーシステムの開発
東京農工大秀雄
セッション2:アルミニウムの下地処理技術,接着性,密着性
5.無孔質陽極酸化皮膜Super-Ecoatの塗膜・フィルム等との密着性
三菱アルミニウム(株)山口恵太郎
6.アノード酸化皮膜ポーラス構造の素地組成依存性と樹脂接着強度への影響
工学院大幸子,阿英孝
・総合討論
*ポスター発表(15〜20件,募集中)
P1
界面活性剤をテンプレートとして用いたナノチューブMnO2と多孔質NiO積層膜の作製とエレクトロクロミック特性
(千葉大院融合)小林加苗,吉野隆子,中村一希,小林範久
P2
Alアノード酸化皮膜のFeによる電解着色
(近畿大理工1,JST CREST2,日本電気化学工業所3) 伊藤征司郎1, 前川裕貴1
副島哲朗1, 2, 長谷川太一3
P3
リン酸アノード酸化処理アルミニウムとエポキシ樹脂との接着安定性評価
(東芝) 平田大裕,中野俊之,武井雅文,小野田裕子
P4
ミクロ多孔質シリコンの孔内における金属析出制御
(京大エネルギー理工) 幸田吏央,深見一弘,作花哲夫,尾形幸生
P5
マクロ多孔質シリコンの構造に混合溶媒が及ぼす影響
(京大エネルギー理工) 浦田智子,深見一弘,作花哲夫,尾形幸生
P6
無声放電のバリアに用いた多孔質陽極酸化アルミナの後処理がNOx処理に及ぼす影響
(日本文理大工) 川崎敏之,山田智士,若松翔平,小石貢司,調潤一
P7
水酸化リチウムを用いて封孔したアノード酸化ポーラスアルミナの構造と耐食性
(工学院大工1, スズキ(株)2) 阿相英孝1, 大倉雅弘1, 田中洋臣2,
藤田昌弘2, 松2, 小野幸子1
P8
孔径制御したα-アルミナメンブレンの作製
(工学院大工) 増田達也,阿相英孝,小野幸子
P9
フォトレジストマスクを介したInPのアノードエッチング
(工学院大工)惇,阿相英孝,小野幸子
P10
アノードエッチングにより作製した高アスペクト比ポーラスGaAs
(工学院大工) 小鷹俊介,阿相英孝,小野幸子
P11
ニオブアノード酸化皮膜の誘電特性に及ぼす有機溶媒種の影響
(工学院大工) 檜垣知恵,阿相英孝,小野幸子
P12
ステンレス基板上への黒色皮膜作製
(工学院大工) 中谷まどか,檜垣知恵,阿相英孝,小野幸子
P13
インプリントと電気化学的手法を用いたアルミナ製マイクロレンズアレイの作製
(北大院工) 高橋孝明, 菊地竜也, 鈴木亮輔
P14
鉄のアノード酸化皮膜の生成挙動
(北大院工) 紺野祥岐, 悦治, 幅崎浩樹
P15
メソポーラスアノード酸化チタニア皮膜の形成とその光半導体電極特性
(北大院工) 田口宜瑛, 悦治, 幅崎浩樹
・懇親会,ナイトコミニティ
2日目:11月11日(金)
セッション3:アノード酸化皮膜の構造と機能
7.プロトン伝導性アノード酸化皮膜
北海道大浩樹
8.ポーラスアルミナにもとづく高スループットナノ構造形成プロセス
首都大学東京/KAST秀樹,柳崇,近敏彰,西和之
9.アノード酸化チタンの生体材料への応用
近畿大光伸
10.染色アルマイト用新規ニッケルフリー封孔技術
奥野製薬工業(株)克成
参加
(予稿集,宿泊代,消費税込)
ARS会員(大学,国公立研究所) 23,000円
ARS会員(民間企業) 38,000円
協賛学協会会員(大学,国公立研究所) 25,000円
協賛学協会会員(民間企業) 40,000円
一般 45,000円
学生,同伴 16,000円
ポスター発表 申し込みを受け付けております。
参加申込締切 10月28日(金)
申込方法 氏名(性別),ご所属,電話番号,電子メールアドレスを明記のうえ,
ARS研究会ホームページ上のコメント欄 (http://www.ne.jp/asahi/ars/sfj/
またはFax(下記宛)でお申し込みください。
工学院大学工学部応用化学科 代表幹事 小野幸子 TEL/FAX:042-628-4537